ウェーディングシューズ
渓流のルアーフィッシングにおいて、なくてはならないアイテムであるウェーダー。そして相棒であるウェーディングシューズ。
ネットで調べると、安いものから高いもの、底の形状もさまざまなモノが出ており、初心者のうちはどれを選べば良いのかわからないもの。
実際、私自身もこの釣りを始めたときはとりあえず格安のウェーディングシューズを購入し、それが大ハズレ。すぐにクタってしまいダメにした経験がある。
他に、ダイヤルを回して靴紐を締めるタイプのウェーディングシューズも使用したが、ダイヤルが1回の釣行で固着してしまい破損、脱ぐのに一苦労した思い出もあり、これまで納得できるウェーディングシューズに巡り合ったことがなかった。
そんな中、昨年の釣行から使い始めた、今メインで履いているウェーディングシューズが大当たり!頑丈なだけでなく、滑りにくいし、デザインもオシャレなこともあり、お気に入りのアイテムとして使用している。
そこで今回はこちらについてレビューをしてみたい。
クイックジップ6ウェーディングシューズ
現在、私の良き相棒となっているウェーディングシューズが、Foxfireから出ている「クイックジップ6ウェーディングシューズ」。オレンジがアクセントになった映えウェーディングシューズとしても知られている。
サイズ感は、普段履いているスニーカーが26.5cmだったので、27cmとしてみたがこれでピッタリ(購入時は試着をオススメ)。
通常サイズ(cm) | WDシューズ適用サイズ(cm) |
24 | 24 |
24.5 | 25 |
25 | 25 |
25.5 | 26 |
26.5 | 27 |
27 | 27 |
シューズには厚さの異なる2種類のインソールが付属されている気の利きよう。そのため、通常のソックスのときは標準タイプのソール、寒い時期に履くネオプレーンソックスのときは厚手タイプのインソールと使い分けて使用している。別途インソールを買い直すこともないので、結構ありがたい付属品と思っている。
フィッティング性能はとても優れており、履いた瞬間から足に馴染む感じ。自分の足のサイズと合っているからかもしれないが、水中で緩んだり、ぶかぶかとすることが全くなくなり、安心して水中を歩行することができる。
シューズを脱ぐときもサイドに備え付けているジッパーが威力を発揮してくれるのでラクラク。川から上がったときになかなか脱げないことに実はストレスを抱えていたが、これによりそのストレスも一切なくなったのは嬉しいところ。
つま先は強固な素材で覆われているため、足をぶつけたときもそれほど痛みがないのにはビックリ。過去の薄い素材でできたウェーディングシューズを履いていたときには、足をぶつけ、川の中で悶絶することもしばしばあったが、こちらに変更してからはそれが一切なし。何気にこれが買い替えて1番嬉しかった機能かもしれない。
重量は、両足で1200g(26cmの場合)ということで、やや重い感じもするが、それが逆に安定感につながっているようで、個人的にはむしろこの重みが良かったりする機能となっている。
また、気になる靴底の形状は、フェルトスパイクを採用。スパイクはつま先側とかかと側に内蔵されており、これによりフェルトの摩耗を防いでくれるだけでなく、滑り止めの効果を発揮。さらに、直営店に持参すれば交換も承ってくれるとのことなので、使い捨てることなく末長く使うことができそう。
なお価格は、28.600円(税込)。過去には安いウェーディングシューズばかり履いていたが、寿命、安心感、フェルトの交換などを考えると、そこまで高くないかもと思っている。
これより高いシューズも世の中にはいくらでもあり、それらを履いたことがないので、それについては比較ができないが、こちらのクイックジップ6ウェーディングシューズがあれば快適に釣りができるのは間違いないと断言できそう。
ステップアップのウェーディングシューズ選びの参考になれば幸いである。