新しい生活様式の浸透に伴い、密を避けて楽しむことができるアウトドアがブームとなりました。今なおそのブームは続いており、街には多くのキャンプ場やグランピング施設ができ始め、盛り上がりを見せています。
同じアウトドアアクティビティである釣りも大きなブームを巻き起こしており、YoutubeといったSNSの影響もあってか、今まで以上にブームが押し寄せてきました。
実際、釣り場に行けば、たくさんの釣り客が訪れ、ファミリーからベテランまで多くの釣り人が釣り糸を垂らしていますし、釣具屋に行っても以前と比べたくさんの買い物客を目にすることが増えました。
こうした中、この度、釣りの中でも特にこだわり派が多く、趣味性が高いと言われている渓流フィッシング(ルアーフィッシング、フライフィッシング、テンカラなど)のサイトを立ち上げることとなりました。
渓流でヤマメやイワナを狙うルアーフィッシングやフライフィッシングは、流れの早い川が舞台、野生の熊が生息しているエリアで行う釣りということもあって、一歩間違えれば大怪我を負ったり、死に直結する可能性がある危険な釣りと言われています。
そのため、気軽にやるにはハードルが高く、周りに経験者がいないと手を出しにくい釣りと言われており、釣り人が増えにくいジャンルのひとつでありました。
しかし、最近のアウトドアブームによって、自然を楽しむ人たちが増えてきたこともあり、一気に渓流の釣り人が倍増。実際、川の上流部でも、ここ数年多くの釣り人を見かけるようになってきました。
そんな渓流釣りを楽しむ人たちを見てみると、あることに気づきます。それは多くに人たちが異常なまでに道具にこだわっていること。
例えば、ロッドやリール。もちろん安いモノでももちろん釣ることができますが、所有欲を満たしてくれるようなハイスペックのものを使って楽しむ人がかなりいるように思います。
魚を釣るためのルアーでは、あえて市販品を使用せず、手作りのハンドメイドルアーのみを使っている釣り人も多く見かけます。
また、魚を入れるときに使うランディングネットや、それを入れるための革製品、銘木を使った小道具など、ここでしか使わない道具にもこだわりを見せている人たちが大勢います。
それはなぜか?
おそらくそうした道具たちが自然や美しい渓流に棲む魚たちに溶け込み、映えるからではないでしょうか。
そこで、渓流魚がよく釣れるハンドメイドルアー、魚を美しく魅せてくれるランディングネット、渓流釣りを豊かにしてくれる革製品をサイト内で紹介したいと思い、こうした道具を創るハンドメイドビルダーたちにコンタクト、さらに凄腕と言われるアングラーにも声を掛け、一緒にサイトを創っていくこととなりました。
今後、サイト内では、釣行記事はもちろんのこと、こだわりの道具や渓流の釣りについて思うことなど、幅広い視点から紹介してゆこうと思っております。
このサイトが、渓流フィッシングを愛してやまないアングラーたちの情報収集の場になり、新たな渓流アングラー誕生のサポートになるよう願ってやみません。
俺鱒サイト管理人: 株式会社フェイズナイン 中山 圭