おにやんま君とは
釣り人や登山家など、特にアウトドアを嗜む人の間で何かと話題となっているギア「おにやんま君」。
おにやんま君とは、名前の通りおにやんまを模した製品のことで、帽子やウェアかどに付けることにより、虻や蜂、蚊などから身を守るといった製品となっている。
私自身、昨年から安全ピンタイプのものと、ストラップ取り付けタイプのモノを持っており、害虫が多い渓流での釣りで何度となく使用してきた。
あくまで個人的な見解となる、その使用感と感じた効果について記してゆきたい。
コスパはいかに?
・安全ピンタイプのものは、キャップに装着。
・ストラップ取り付けタイプのものは、リュックに装着。
この使い方をしている。
特に火を付けるわけでも、何か臭いが出るわけでもなく、ただその見た目と存在感だけで害虫に気づいてもらい、逃げてもらうのが目的なので、面倒なことは一切なし。
とにかく殺虫剤などと異なり、壊れたり、無くしたりしない限り半永久的に使えるので、そこは大きなメリットかと思っている。
ただ価格がそこそこするので手を出せるかということが意外にキーとなるかもしれない。1800円前後って結構するから…。
私自身、虻や蜂に刺されて病院通いしたり、大変な思いをするくらいならと、騙されたと思って勇気を出して購入したが、絶大な効果を感じることができたので、結果いい買い物だったと感じている。
その効果は
釣りをしていて明らかに虫が減ったというよりは、とある2つのシチュエーションで露骨にその効果を感じたことがきっかけで、今は欠かせない信頼アイテムとなった。
〈シチュエーション 1〉
釣友と長野釣行をした際、2人で林の中を横切り、川に出た際、大量の蚊やなんだかわからない虫(おそらくヌカカもいた気がします)が襲来してきて、ややパニックになるシチュエーションがあった。
川に出てお互い身体チェックをしてみると、釣友は服で覆われていない手や腕の部分をかなり刺されていたのに対し、驚くことに私は1カ所も刺されていなかった。
もちろん、我々の距離はほとんど離れていない。1mくらいだろうか。
このとき、改めておにやんま君を装備しているとしていないでは、効果にハッキリと差が出ると認識したのだった。
ちなみに、釣友はその後病院に通い、治療をすることに。後日、おにやんま君を購入していたのは言うまでもない。
〈シチュエーション 2〉
渓流の近くでバーベキューをしていたときのこと。あるあるだが、このとき、テーブルに蠅やら蜂やらの虫が来る来る(苦笑)で、本当に鬱陶しいくらい。
そんな中、試しにおにやんま君を取り付けているキャップをテーブルに置いたところ、ピタッと虫が来なくなった。
これには本当にびっくり。
このような経験をしたこともあってか、私自身はおにやんま君の効果を基本的に信じている。
もちろん、メーカーの回し者でも何でもなく、これはただのレビューである。
賛否両論、効果のあるなしがネット上でも相当ある商品ではあるが、私自身は買って良かったなと心底思っている。
街中では恥ずかしいので使うことはできないが、渓流ではガンガン使って(付けるだけだが)、引き続き害虫回避をしてゆこうと思っている。
今後、さらなる効果が感じられたときには続編レビューもしてゆくので乞うご期待。