偏光グラスとは
釣りをする人にはお馴染みのギア 偏光グラス。
レンズとレンズの間に偏光フィルターを差し込むことによって余分な光を遮ってくれるサングラスのことで、主にドライブや釣り、登山といったシチュエーションで愛用されている。
ちなみに、一般的なサングラスはレンズを濃くすることにより対象物が見えづらくなってしまっているが、偏光グラスはそのような心配がないため、いつでもクリアな視界を生み出してくれるのが特徴。
私自身はルアー釣りを始めた20年以上前から愛用しているが、一度使ってしまうと普通のサングラスには戻れないほどの効果があるため、日常生活でも無くてはならないギアとなっている。
釣りのときの効果
ネットや本ほかさまざまなメディアで語られている通り、偏光グラスには水面のギラつきを取り除いてくれる圧倒的な効果がある。
特に流れがある川などは常に光の乱反射があるため、裸眼だと細かく見ることができないが、偏光グラスがあると岩や石の位置、時に魚影でさえ探れるため、釣りを有利にしてくれるギアなのは間違いない。
また個人的には、眼を保護してくれるという効果がとても重要と考えている。
例えば、根かがりを外そうとしてロッドを煽ったとき、万が一それが眼に飛び込んできたら…最悪失明は免れないはず。実際、眼ではなかったものの、こうしたシチュエーションで針が自分に返ってきたことが何度かあるため、より一層ケアをしたいという思いを強く持っている。やはり、備えあれば憂いなしということで、釣りをする場合、偏光グラスは掛けておきたいところだ。
ちなみに、余談だが、渓流釣りではなく夜釣りの場合はどうかというと…偏光グラスではないが、夜でも眼の保護の意味を込めて、眼鏡をかけている。
それは、神奈川県相模原市にある「宅配のめがねやさん」が開発に携わり、販売している夜釣り専用サングラス「ナイトオレンジ」。
こちらは夜でも裸眼と視界が比べて見やすくなるので、今では夜のドライブ、夜釣りで欠かせないアイテムとなっている。
気になる方はぜひチェックをしてみてはいかがだろうか。
https://gurasan.co.jp/user_data/topics_about_nightorange.php
使用偏光グラス
私が愛用しているのはコチラ。
フレーム : Dorio(Zeque)
レンズ : Trueview Sports Silver Mirror(TALEX)
こちらのZeque(ゼクー)は、特に釣り人に人気のメーカー。何年か前にブランド名が変わったものの、製品自体は変わっていない(と思われる)。以前はジールオプティクスと呼んでいたので、特にバスフィッシングを嗜んだ人は知っている人も多いのではないであろうか。
ゼクーではたくさんのフレームを出しているが、どれもイマドキでオシャレな形状のものが多く、とにかくカッコいい。
また鼻の部分に鼻パッドがついているため、誰でも顔にフィットしてくれるフレームとなっている。
ちなみに、舶来製品の場合、鼻パッドが別についていないものが多く、鼻が低い訳でもないのに!掛けているうちに徐々にズレてくるので、やはり日本人向けに作っているメーカーのものがオススメかと思っている。
フレーム
今回選んだフレーム Dorio(ドリオ)は、チタンを超える軽さを持つアルミ合金素材を採用しているとのことで、掛けても軽すぎて重さを感じずストレスはゼロ。
見た感じは、細いフレームなのに、やや攻撃的なフォルムとなっており、自分に知的さを与えてくれるはずです(苦笑)。あと薄い顔の人こそお似合いのフレームであるということも自分の顔で発見済み(笑)
レンズ
レンズは、偏光グラスでは一番メジャーなブランド TALEX(タレックス)製のトゥルービュースポーツを採用。
偏光度99%以上 / 可視光線透過率30%
見え方は自然なのに、物体の輪郭を強調するコントラスト性能を付加。オールマイティーなシチュエーションに対応しているレンズということで、こちらを選択。
実際、釣りだけでなく、ドライブのときも余計なギラつきを取ってくれるので快適。長時間掛けても眼が疲れないので、本当に手放せなくなっている。
また今回はプラス料金を支払って、シルバーのミラーコートも施すことに。こちらに関しては、単にカッコつけたかっただけ(笑)。頭ではなく、見た目をちょい悪にしたい方にはオススメ。一見すると見えにくくなりそうだが、通常のモノと比べてみても見え方に影響がないため、そこは安心して入れることができる。
レンズの色
今回は汎用性の高いトゥルービュースポーツを選択したが、よりこだわりを持って釣りをするなら、数種類の異なるレンズを入れた偏光グラスを持つことをオススメする。
ちなみに、過去の着用経験から、これらの偏光グラス(レンズ)があれば、効率良く釣りができると考えている。
・トゥルービュースポーツ
→天気 : 晴れ、曇り
シチュエーション : 釣り、登山、ドライブほかいろんな場面で
・アクションコパー
→天気 : 晴れ、曇り、雨
シチュエーション : 釣り ※ドライブ時には暗過ぎるため、あまりオススメしない
・イーズクリーン
→天気 : 曇り、雨
シチュエーション : 釣り、ドライブ
※参照:ZEQUE レンズガイド https://www.zeque.net/lensguide/
※番外編
ナイトオレンジ
→シチュエーション : 夜釣り、夜のドライブ
あくまで個人的感想ゆえ、異なる意見もあるかもしれないが、私自身はこれらの偏光グラスを使い分け、ほとんどの釣りやその他アクティビティでも問題なく楽しむことができている。
これから釣りにチャレンジをしようと思っている人の参考になれば幸いだ。
追伸:Zequeの偏光レンズには、ゴツいケースも付いてくる。こちらに入れておけば、破損の心配はなさそう。この辺りにもこだわりがみてとれる。